丸山真一 未発表作品集 【14回目】エニーカード at エニーナンバー
収録時間:約2時間15分
本作は、日本を代表するカーディシャン・丸山真一氏が未発表のまま温めてきた作品群を披露するシリーズの第14回で、テーマは「エニーナンバーコントロール」です。観客が自由に混ぜたデックの中から、指定された枚数目にセレクトカードを不思議に到達させる技法群と、それを応用した現象が解説されています。
①ワンハンドアクションパーム/トップパーム:カードコントロールの土台となる基本技法。空手のサトルティを組み合わせたパームの見せ方や、ワンハンドでのカット処理によって「混ぜている」という印象を保ちながらカードを保持する手順が紹介されます。
②スタックシャッフルコントロール:観客が自由にカットしたパケットを3分割させ、その一つのパケットだけを事前に把握した枚数でカウントし、残りは適当に扱うことで、観客に混ぜさせながら任意の枚数目(主に15〜35枚目あたり)へカードを送り込む手法です。3パケットでの分割が最も効率的とされ、加える順番やタイミング、心理的な誘導(あえて不利な条件を提案する話法)についても触れられています。少ない枚数の場合はピンキーカウントによるパス、多い枚数の場合は裏側からのカウント・裏パスで対応する使い分けも解説されます。またビザードクリンプを用いた別系統のコントロール例(年齢当てに絡めた昔の演出)も紹介されます。
③ブラインドサイトフォース:1枚のカードを見せて覚えさせる際に、実質的に見せたいカードを強制するフォース技法。「シンキングカード」(声に出させず心の中で覚えさせる)としてこの後の現象に組み込まれます。
④シンキングエニーカードアットエニーナンバー「18歳の君に」:上記の技法群を統合した現象で、観客に1枚のカードを見て覚えてもらい、自由に混ぜてもらった後、二桁の数字を段階的に絞り込む話法(メンタルナンバーフォース)によって「18」という数字を実質的に誘導し、その枚数目から思ったカードが出現するという構成です。数字を絞り込む際の話法設計、複数人への質問順序や心理的傾向(同調しやすい人を避けるなど)、17〜20枚目それぞれに対する処理の違い(カードを「捨てる」「配る」といった言葉選びによる印象操作、クリップシフトやパスでの微調整)など、細部にわたる工夫が語られます。演者は現象の構成上、観客が「何が起きるか分からない状態」から始まることが不思議さを高めるポイントであると説明しています。
技法自体の難度は高くありませんが、話法設計や観客心理の誘導、演出上の間合いなど、実演における言語的テクニックの比重が大きい内容です。後半では演者自身のメンタルマジック論、テレビ出演時のエピソードなども語られており、技法解説にとどまらない演出論・心理誘導論としても参考になる内容です。
※本紹介文はAIが自動生成した要約です
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