丸山真一 未発表作品集 【1回目】フォールスシャッフル特集
収録時間:約2時間41分
本作は、長年現場で活躍してきたマジシャン・丸山真一氏が、これまで発表してこなかった技法やアイデアをまとめて公開する新シリーズの第1弾である。今回のテーマはフォールスシャッフルとフォールスカットで、複数の技法とその背景にある理論が語られる。
①オーバーハンドフォールスシャッフル:見た目上は通常のオーバーハンドシャッフルと変わらない動きで、実際には一切カードが動いていないシャッフル。パケットの取り方・置き方の細かい指使いが解説される。
②3パケットのフォールスカット:よくあるトップ・ミドル・ボトムの順番通りに置くカットではなく、置く順序をずらすことで見た目の自然さを高めた改良版。パケットを手前に置くことで視線誘導(ディレクション)を弱める工夫も紹介される。
③ひなカット(ターンオーバー・サトルティ・カット):映画「天気の子」に合わせたルーティンのために考案された、フェイスアップ状態を利用したハンドリング。カラーチェンジデックやシカゴオープナーのセッティングを自然に見せるためのサブ技法として位置づけられる。
④アンチファロー・ウォーターフォールシャッフル:アンチファローの後にウォーターフォール(スプリング)を組み合わせることで、シャッフルの怪しさをフラリッシュ的な華やかさで上書きする独自の構成。アンチファロー自体のコツ(ゼロ距離でのスプリング、当て方の工夫)にも触れられる。あわせて、技法の後に完全にフェアなシャッフルを挟むことで印象を上書きする「後付けサトルティ」という考え方が紹介される。
⑤変異体(ヒンドゥー系)シャッフル:カールペインのシャッフルを参考にしつつ、トップのカバー不足という弱点を補うための指使いの改良版。
⑥トライアンフの構成:フェイス&フェイス、バック&バックの見え方を作るハンドリングと、ターンオーバーを悟らせないシークレットムーブ、さらに前後のディレクションを用いたブレイクコントロールなど、トライアンフ全体を成立させるための複数の技法とサトルティが解説される。
これらの技法解説と並行して、フォールスシャッフルにおける「ディレクション」の理論(前後は効くが左右並行は効きにくい、上位置の方が優先されやすいなど)、フラリッシュを忘却のための情報上書きとして活用する考え方、技法は完璧である必要はなく疑念を数%ずつ減らす積み重ねであるという制作姿勢など、演者独自のマジック観・創作論についても多くの時間が割かれている。
技法そのものの手順解説に加えて、なぜその形にしているのかという理屈・背景を重視した内容になっており、フォールスシャッフルやカットを実践している中〜上級者が、自身のハンドリングを見直す際の参考になる構成となっている。
※本紹介文はAIが自動生成した要約です
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