奇才 野島伸幸の頭の中 【3回目】カインドコントロールレギュラー版/カサノバレギュラー版/ 567の消失他
収録時間:約1時間48分
本作は、日本を代表するマジック創作家・野島伸幸氏が、自身の創作の背景や発想プロセスを語りながら実演するレクチャーシリーズの第3回です。今回はカードマジックを中心に、計5つの作品が紹介されています。
①カインドコントロール(レギュラー版):新井慎一氏のパケットトリック「カインドコントロール」を分解・再構築し、ダブルバックカードなどのギミックを使わずレギュラーカードのみで演じられるようにした作品。4枚のブランクカードがエースに変化し、さらに黒いカードがキングに変わるツイスト現象を、エルムズレーカウントとインジョグを用いた差し込み技法で実現しています。エキストラカードの枚数管理や、広げる動作の有無による見え方の違いについても解説されています。
②カサノバ(レギュラー版):マックス・メイビン考案のパケットトリック「パケットフォーカス」所収の作品をベースに、ダブルフェイスカードを使わずレギュラーカードのみで演じられるよう再構成したポーカーデモンストレーション。すり替えの演出でカードが徐々にロイヤルストレートフラッシュに変化していく現象で、KMムーブやバックルカウントなどの技法が用いられています。
③裏から見て当てるカード:『カードマジック事典』所収の「カーディオグラフ」を原案とし、使用枚数を2倍に拡張することでフルデックに近い形で演じられるよう改良した数理的カード当て。観客とマジシャンでカードを分け合い自由な枚数を決めてもらいながら、最終的に4枚のフォースカードのいずれかに収束する原理を用いています。配る際の枚数の偶奇による判別方法も解説されています。
④567の消失(コロナの消失):電卓アプリを使った数理マジック。567(コロナの語呂合わせ)から始め、観客が選んだ4枚のカードの数字で四則演算を繰り返し、最終的に0になるという構成。ストップフォースの手法や、フォースが外れた場合のリカバリー方法についても言及されています。
⑤夕方メール:マジオン発売の自社製品で、封筒とカードのダブルフェイスギミックを使用。カードが封筒に入れ替わり、その後封筒とカードが順に消失し、最終的にカードケースの中に移動するというビジュアルな現象です。ワイルドカードターンオーバームーブや、長谷和之氏考案のカードトゥーボックスのセット方法を応用し、ポケット内でのギミック仕込みや、他のマジックの合間に自然に準備を整える実演上の工夫も紹介されています。
全体を通して、既存の作品構造を分解し、レギュラーカードや汎用的な道具で再現する野島氏特有の創作アプローチが語られており、パケットトリックの構成美や、ギミックを使わない演出への強いこだわりがうかがえる内容です。
※本紹介文はAIが自動生成した要約です
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