ターベル レッスン43
全49ページ
Harlan Tarbellが1920年代後半に通信講座として発行した『Tarbell System』(全60レッスン)の、AI翻訳 日本語版 レッスン43(49ページ)です。上着と帽子からの出現(コメディー・エッグ・プロダクション、ウサギの出現、上着からのニワトリ、少年の上着からソーセージなど)を収録しています。
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内容の要約を読む
※全文は文字数が多いため、各項目の冒頭部分を抜粋した要約を掲載しています。全文はページ下部のビューアでお読みいただけます。
Vol.43本著について1本著はHarlan Tarbell氏が1926-1929年に通信講座として販売していたオリジナル版「Tarbell System(全60号)」の日本語翻訳版です。原著はアメリカの著作権保護法に則り、全編2024年にパブリックドメイン化しております。マジックの百科事典と名高い内容を、日本の皆様が学びやすい形にするべきだと考え「演じるためのマジックショップ」を掲げるストレートマジックショップの社会貢献活動の一環としてAIを活用して翻訳し、校正の上で公開いたします。マジックの楽しさを広めるためのプロジェクトのためご自身での勉強はもちろん、各種教室、サークル活動等の非営利活動においては自由にご利用いただけます。※営利活動、商用利用についてはお問い合わせください。
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Shophttps://www.straightmagicshop.com/(本店) https://sp.straightmagicshop.com/(2号店) Mail info@straightplayingcards.comオリジナル・ターベル・マジック講座ハーラン・ターベル 著レッスン43上着と帽子からの出現コメディー・エッグ・プロダクションマスター・ハットによる出現ウサギの出現と隠し場所意外なウサギの出現帽子から素早くウサギを出すコインの後にウサギを出す椅子を使う簡単な出現法シルクとウサギ紙テープからのウサギ男性の上着からのウサギ男性の上着からのニワトリ尻ポケットからの瓶ウサギが菓子の箱に変わる少年の上着からソーセージ帽子からの出現の応用本文中の左右は、特記しない限り演者を基準とします。
コメディー・エッグ・プロダクション
Comedy Egg Productionこの演目は、アメリカではサーストン(Thurston)、イギリスではデバント(Devant)の人気演目でした。何年も前、サーストンが帽子から次々に卵を取り出して少年の腕へ積み上げ、観客が大笑いするのを見たことがあります。サーストンにもデバントにも、それぞれ得意の見せ方があり、その後に演じた多くの人たちも工夫しました。二人の子供への接し方を研究することは、とてもよい勉強になります。ここでは、私が非常に演じやすいと感じた方法を教えます。イギリスのブルネル・ホワイト(Brunel White)が少し前に発表した特殊な帽子のおかげで、ほとんど不可能と思われる状況でも卵の出現を容易に演じられます。私は子供たちに四方を囲まれ、テーブルの上に立って、この方法を演じたこともあります。現象と用具少女と少年を一人ずつ舞台へ招きます。
9二人の子供を招く客席へ進みながら、右ポケットの卵をパームします。男性のひげ、あご、耳などから取り出します。「新鮮な卵を一つ貸してください、とお願いしようとしていたところですが、こちらの方が察して、もう用意してくださいました」少女を選び、卵を渡します。「よく調べて、いい卵かどうか確かめてください。あ、失礼。後ろの方が、見えないと合図しています。立って、高く上げて見せてください」立って卵を上げてもらいます。「それより、こちらの舞台へ来ていただきましょう」舞台へ連れていき、名前を聞いて握手し、観客へ紹介します。名前をルースとしましょう。「ルースちゃん、こちらが皆さんです。皆さん、こちらがルースちゃんです。ところでルースちゃん、この卵を一緒に持ってもらいたい男の子はいますか。気に入った子を指さしてください」少年を指したら、「では、卵を届けにいきましょう」と言います。
演者の話によって観客は少女が空の帽子を見ていると思い込み、卵が現れると、何もないところから出たように感じたのです。12卵を次々に出す「バート君、私たちのマジックで、この帽子に雌鶏の役をしてもらって、卵を産ませたら面白いでしょうね。ルースちゃんには、私の手のひらか帽子の底へ息を吹きかけてもらいます。出現には温かさが必要ですから」手のひらへ息を吹きかけてもらいます。帽子へ手を入れ、ふたを上げて卵を取り出し、観客へ示します。このとき、子供たちに中を見られない高さに帽子を保ちます。「卵です。よさそうな卵ですね。バート君、調べて感想を聞かせてください」渡し、においをかぐよう小声で伝えます。観客の笑いを誘います。「では、その卵を持っていてください。ルースちゃん、もう一度お願いします」再び手の中へ息を吹きかけてもらい、帽子から次の卵を出します。
マスター・ハットによる出現
A Master Hat Production偽の頭部を外し、帽子本体の底へ紙テープのロールを入れます。偽の頭部を戻し、ふたを開け、隠し区画へシルクとシルク・ストリーマーを詰めます。薄いシルクなら、驚くほどたくさん収まります。ふたを閉じます(図11)。14帽子へ手を入れ、ふたを開けてシルクを取り出すだけです(図12)。シルクを出し終えたら、帽子を空に見せます。続いて紙テープをロールの中心から引き出します。右手のウォンドを円を描くように回して巻き取ると、見栄えのする出現になります(図13)。出したシルクと紙テープは、後でウサギやモルモットの出現に使えます。15ウサギの出現と隠し場所ウサギは、マジックの中に確かな地位を築いています。子供のいる客席では、ウサギの出現に大きな歓声が上がります。
2 バット・ウィング・ポケット私が好んで使う型です。上着とベストの間に吊り、スナップで留めます。自由に付け外しできます。黒布で簡単に作れます(図16)。布を折り、底辺を縫い合わせます。開いた側には、底から約三分の一の位置までをふさぐ布を縫い付けます。上辺と側辺へスナップを付けます。上着の内側とベストの外側にも、取り付け位置に合うよう三か所の留め具を縫い付けます。ウサギが収まり、取り出しやすいポケットになります(図17)。18演技によっては、前面が上から下まで開き、一、二個のスナップで留め、素早く引き開けられる型も使います。バット・ウィング型は、いろいろな品物の消失にも優れています。上着とベストの間へ落としたものを、ポケットが受け止めるからです。3 ベストのポケットベストの外側へ付けます。口は外側の縁にあり、スナップかボタンで閉じます(図18)。
意外なウサギの出現
An Unexpected Rabbit Production観客に一つのことを予想させて、別のことを起こすミスディレクションの演目です。この種の現象には、大きな驚きがあります。現象と用具借りた帽子、または自分の帽子を空に見せ、カード・テーブルなど普通のテーブルへ置きます。帽子を消すと告げ、少しの間、前へ布を掲げます。ところが布を外しても、帽子はそのままです。不思議そうに中をのぞき、手を入れると、ウサギが出てきます。帽子、帽子へ収まる小さいウサギ、透けない布、覆い布のないテーブル、上着の左側の下に付けたウサギ用ポケットを用意します。布は腕の長さや持ちやすさに応じて、一辺約76〜91cmの正方形とします。東洋風の模様でもかまいません。20準備布の一隅へピンを通し、曲げてフックにします(図19・20)。ウサギは上着の下の専用ポケットへ入れます。
帽子から素早くウサギを出す
Rapid Production of Rabbit from Hat空の帽子を示し、突然ウサギを取り出します。小さいウサギを、上着の左側の専用ポケットへ準備します。帽子を空に見せ、口を上着の縁へ、腰の高さか少し上で当てます。帽子の陰で右手をポケットへ入れ、ウサギを帽子の後ろへ取り出します。原著はここでも耳をつかむ扱いです。上へ引き上げ始め、図26の位置へ来たところで帽子の口を上向きにします。引き上げる途中、一瞬ウサギの後部が帽子へ入ります(図27)。空の帽子から、突然引き出したように見えます。実際は帽子の後ろから上げており、後ろ足だけを一瞬帽子へ入れ、そこから出た印象を作っています。動作の連携が必要ですが、正しく行うとたいへん効果的です。24
コインの後にウサギを出す
Novel Production of Rabbit from Hatウサギを黒い袋へ入れ、テーブルの後ろに打った頭のない釘へ掛けます。釘は上向きに傾け、袋が滑り落ちないようにします(図28)。帽子と数枚のコインで、マイザーズ・ドリームを演じます。コインをテーブルへあけるため、テーブルの横、やや後ろ寄りに立ちます。右手で帽子の口を上に持ち、指を縁の内側へ掛け、親指をつばの下へ当てます。図29の位置へ回し、口を客席へ向けて中のコインを見せます。コインをテーブルへあけ、右手を回して後ろの縁へ移し、帽子の口を下向きに伏せます(図30)。25ミスディレクションとして、左手で数枚のコインを拾ってテーブルへ落とします。その間、右手の指で、後ろのウサギ袋の輪かリングをつかみます。親指と人さし指では帽子を持ち続けます(図31)。帽子の後ろ側の縁を起こし、袋を中へ入れます。
椅子を使う簡単な出現法
Easy Method for Rabbit from Hat Production椅子の後ろの頭のない釘へ、黒いウサギ袋を掛けておく方法です。帽子へ移す動作は、ミスディレクションによって隠します(図32)。レッスン30の、帽子へシルクをロードする方法を参照してください。その方法で、たとえば鮮やかに彩色したゴム、木、セルロイド製のイースター・エッグを入れます。それを帽子から椅子の座面へ転がし出します。シルクを何枚か出して、座面へあけてもかまいません。左手で座面の品物を拾おうと身をかがめ、右手の帽子を背もたれの上へ近づけます(図33)。右指で袋の上部をつかみ、釘から外して帽子へ持ち上げます。帽子を背もたれより高く上げると、袋を入れやすくなります(図34)。27拾った品物へ目を向け、再び座面へ戻します。それから帽子をのぞき、何かを見つけた様子をします。
シルクとウサギ
Silks and the Rabbit帽子から出したシルクを、椅子の背へ掛けます。シルクを取り上げる際、ウサギ袋も一緒に取ります。この場合、袋はシルクと同じ色にするとよいでしょう。図35のように、帽子の上でシルクと袋を持ちます。袋を帽子の中へ下ろし、その上へシルクを半分ほど押し込みます。「帽子に入る以上のシルクがあります。この帽子から出したのに、全部は戻せません。失礼、底に何かあるようです」シルクを取り出して脇へ置き、ウサギ袋を開いて出現させます。28校閲注:原文はシルクを「取り出して、中へ置く(place them inside)」となっています。直後に袋を開く手順と矛盾するため、ここでは「脇へ置く」の意味として訳しました。
紙テープからのウサギ
Rabbit Production from Paper Ribbonマスター・ハットからシルクと紙テープを出す演目の、よい締めくくりです。隠し区画へ両方を準備し、まずシルク、次に紙テープを出します。テープはウォンドでほどき、床へ積もらせます。身をかがめて紙テープを拾い、左手で体の前に持ちます。右手を確実に隠します(図36)。右手を左側のウサギ用ポケットへ入れ、ウサギを取り出して紙テープの中へ移します。テープを床へ落としながら、その中からウサギを上へ出します(図37)。29
男性の上着からのウサギ
Rabbit Production from Gentleman’s Coat男性の上着へ手を入れ、元気なウサギを引き出す姿を、観客は飽きずに楽しみます。子供は歓声を上げます。一流のマジシャンらしさを感じさせる演目です。動きをよく研究し、適切に判断すれば難しくありません。仕組みを習得したら、動作に優雅さと芸を加える練習をし、本番でもたついたり、ためらったりしないようにします。客席でも舞台でも、観客の上着の下へロードできます。同じ原理を、多くの品物へ応用できます。要点は、動作を簡単にし、できるだけよく隠すことです。ミスディレクションに大きく依存します。ケラーは赤いシルクを示して手の中で消した後、客席へ下り、左の通路側に座る男性を選んで立ってもらいました。
34シルクが抜けるころ、襟元近くへ押し上げ、上着を膨らませます(図46)。「ルースちゃん、まだ忘れ物がありますよ」原著では、少女に襟から手を入れ、耳をつかんでウサギを取り出してもらうか、演者自身が左手で出すとしています(図47〜49)。35視線を遮る仕組み左側の客席からは演者の上着、右側からは男性の上着が動作を隠します。協力している男性からは、演者の上着と上げた左腕が遮ります。少女なしでも演じられます。シルクを自分で引き出し、まだ何かあるように見せながらウサギをロードします。小さいモルモットも、この出現に向いています。
男性の上着からのニワトリ
A Chicken Produced from Gentleman’s Coat舞台上の道具からロードする方法です。ニワトリ、ウサギ、アヒル、小型犬などを使うと原著は説明しています。準備動物を袋へ入れ、椅子の背もたれの前面にある釘へ掛けます。椅子の背を客席へ向けておきます。演技男性に舞台へ来てもらい、背もたれへ背中を向けて立ってもらいます。左手で袋を外します(図50)。ミスディレクションとして何かを持ってもらうか、カードを数枚渡して数えてもらいます。一緒に数えたり、持ち物の位置を調整するように男性を少し36動かしたりします。椅子から少し前へ進んでもらい、左手の袋をその背中へ上げます(図51)。ズボンの左ポケットが空か調べてもらいます。その動作に合わせて袋を下げ、左親指を上着の下端へ入れて少し持ち上げます(図52)。
尻ポケットからの瓶
Production of Bottle of Milk or Liquor from Gentleman’s Hip Pocket乳首を付けた牛乳瓶や、酒入りに見える平たい瓶を、男性の上着から取り出せます。必ず笑いを誘います。禁酒法時代には紅茶を詰めたウイスキー瓶が効果的で、牛乳入りの哺乳瓶も滑稽です。舞台だけでなく宴会、家庭、クラブでの演技にも適しています。ここでは、観客の尻ポケットから取り出したように見せる、私のロード方法を教えます。ロードと出現牛乳か紅茶を入れた平たい瓶を、自分の左尻ポケットへ入れます。男性に立ってもらい、背後に誰もいない位置へ移します。その右側に立ち、右手で男性の上着を開きます(図56)。上着の陰で、左手により自分の左尻ポケットから瓶を取り出します(図57)。39男性の上着の下、背中側から右寄りへ差し上げます(図58)。
ウサギが菓子の箱に変わる
Changing Rabbit to Box of Candy子供のいる客席でウサギを出すと、たいてい誰かが欲しがります。そんなときに使える演出です。現象と用具ウサギを出した後、少女を舞台へ呼んで渡します。ただ、外気に当たると風邪をひくかもしれないので、紙で包もうと言います。包みを渡すと、ウサギが中で動き、突然静かになります。演者は耳を当て、心臓が止まったようだと言います。開くと菓子の箱へ変わっており、それを少女へプレゼントします。約454g入りの菓子の箱、小さいウサギかモルモット、一辺約61cmの正方形の紙、そしてブルネル・ホワイトの特殊なチェンジング・テーブルを用意します。一般にはB・Wチェンジング・テーブルと呼ばれます。一方を消し、他方を出して、品物が変化したように見せやすい天板を備えています。41テーブルの製作図61は概略です。
訳注:原名Whiskersは「ひげ」の意味です。食べ物についてのセリフも原著の演出であり、飼育用の食事指導ではありません。「大切にして、寝るときにはいい枕を用意してあげてください」舞台の端へ案内してから、呼び止めます。「あ、ちょっと待って。忘れるところでした。ウサギを連れて帰る準備はしていませんね。足が冷えないように包みましょう」44紙の陰で入れ替える少女をテーブルの右へ戻します。紙を取り、広げます。テーブルの上にも紙にも何もないことが、客席から分かるようにします。「メアリーちゃん、近くへ来て、包むのを手伝ってください」左手で紙の上端を持ち、右手でウサギを受け取ります。「こちらの手前へどうぞ」紙をテーブルの手前へ掲げ、ウサギをその後ろへ運びます。少女は手前の少し横へ立たせますが、紙の後ろの入れ替えを見せない位置にします。
少年の上着からソーセージ
Sausages from Boy’s Coat簡単なコメディー演目で、小さい少年でも大人でも演じられます。ソーセージは模造品です。茶色の布へコイルばねを入れ、連なる形に縫い合わせます(図75・76)。小さく圧縮し、輪ゴムでまとめます(図77)。右手へ容易にパームして隠せる大きさになります(図78)。48少年の上着の下へ手を入れ、輪ゴムを外すだけです。ソーセージが伸びるので、引き出せます。校閲注:原文は最後の出現について図79を参照していますが、提供された原著PDFには図79が見当たりません。図を補作せず、本文の操作を訳しました。原著刊行時、この伸縮式ソーセージは価格表から注文できました。帽子からの出現の応用このレッスンの原理で、多種多様な品物を帽子から出せます。小さく畳めて、出すと広がる伸縮式の道具がよく使われますが、硬い品物にも役割があります。
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