ターベル レッスン57

ターベル レッスン57

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全25ページ

Harlan Tarbellが1920年代後半に通信講座として発行した『Tarbell System』(全60レッスン)の、AI翻訳 日本語版 レッスン57(25ページ)です。中国人と幽霊と猫(中国風のファンタジー)と、三人の幽霊の謎を収録しています。

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内容の要約を読む

※全文は文字数が多いため、各項目の冒頭部分を抜粋した要約を掲載しています。全文はページ下部のビューアでお読みいただけます。

Vol.57本著について1本著はHarlan Tarbell氏が1926-1929年に通信講座として販売していたオリジナル版「Tarbell System(全60号)」の日本語翻訳版です。原著はアメリカの著作権保護法に則り、全編2024年にパブリックドメイン化しております。マジックの百科事典と名高い内容を、日本の皆様が学びやすい形にするべきだと考え「演じるためのマジックショップ」を掲げるストレートマジックショップの社会貢献活動の一環としてAIを活用して翻訳し、校正の上で公開いたします。マジックの楽しさを広めるためのプロジェクトのためご自身での勉強はもちろん、各種教室、サークル活動等の非営利活動においては自由にご利用いただけます。※営利活動、商用利用についてはお問い合わせください。なお、各種アプリにて検索可能な文字情報入りPDF版は有償にてDL可能となっております。最後に、本プロジェクトの運営費はストレートマジックショップの売り上げより捻出しております。活動の趣旨や目的にご賛同いただける方につきましては、当店の利用にてご支援賜れますと幸いです。

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Shophttps://www.straightmagicshop.com/(本店) https://sp.straightmagicshop.com/(2号店) Mail info@straightplayingcards.comオリジナル・ターベル・マジック講座ハーラン・ターベル 著レッスン57中国人と幽霊と猫三人の幽霊の謎本文中の左右は、特記しない限り演者を基準とします。4

中国人と幽霊と猫

THE CHINAMAN, THE GHOST AND THE CAT — A Chinese Fantasyイリュージョンを物語にする今回は、イリュージョンにパントマイムを採り入れる方法を扱います。数瞬で終わる出現や消失も、物語で包めば、一つのまとまった演目に育てられます。箱は普通、人を出したり消したり、入れ替えたりするために使いますが、その現象を劇の一部にすれば、興味も演出の幅も増します。速い現象が必要な場面も、物語として見せるのがふさわしい場面もあるのです。ケラー(Kellar)の「番人と水夫と猿(The Watchman, the Sailor and Monkey)」は忘れられません。一つの箱を中心に、不思議な一幕が作られていました。初めて見たのは少年時代ですが、その印象はいまも残っています。少し考えて工夫すれば、ありふれた道具も特別に面白い見せ物へ変わります。そこに皆さんの個性が生きます。創作にも、名声と成功にも、可能性の限りはありません。私は公演の合間に舞台裏の道具を見て、これらを物語に組み込み、人が動くことで、あれほど魅力的な舞台になるのか、と感心することがあります。照明、音楽、役者の技が、どれほど大きな違いを生むことでしょう。箱そのものが面白いのではありません。それで何をするかが面白いのです。同じ箱から、百通りの物語を作ることもできます。この作品は、シカゴの大きな映画館で、中国を題材とした舞台のために私が作りました。舞台には楽団があり、その前で演じられ、呼び物になるだけの強さを持つ幻想劇が必要でした。新しい映画館の美しい照明も生かせました。成功した演出の一つでは、中国風の音楽を始め、照明を徐々に青やピンクへ落としながら、二つの箱を静かに運び、一回りさせて約366cm離して置きました。音楽と照明を抑え、箱を少し前へ出し、大きな箱へスポットライトを当てて始めます。人物ごとに違う色の光で追い、舞台の特定の場所には帯状の光を入れました。鮮やかで幻想的な一幕となり、どこからともなく生まれて、そのまま消える夢のようでした。セリフは一言もありません。5別の公演では箱の外装を変え、違う物語と配置、必要なら別の仕掛けを加えれば、全く違う雰囲気になります。各国の絵画的な魅力を題材に、小屋やテントに見立てた箱を使うこともできます。観客は新鮮さを求めています。美しい情景と独自の演出を加えれば、ショー全体を作る仕事へ進む道も開けます。想像力を使ってください。では、わずか三人で行うこの幻想劇の、出現、消失、変身を詳しく見ていきましょう。観客から見た物語約305~366cm離れた二つの箱が正面を向いています。客席から見て左の小箱には閉じた前扉があり、右の大箱は正面が開いていて空です。

驚いて大箱へ向かうと、今度は猫のような姿が現れます。猫は中国人役に気付かず、箱の左側から裏へ回ります。中国人役が後を追います。猫は小箱の背後を調べて前へ出たところで追跡者に気付き、大箱へ駆け込んでカーテンを閉めます。中国人役も追って入ります。カーテンが開くと、どちらもいません。カーテンが閉じると、小箱から宝箱を持った猫が出ます。舞台中央で、幸運を喜んで踊り、ふざけます。その後ろに、大箱から再び幽霊が現れます。肩へ触れられた猫は驚き、小箱へ逃げ込んで扉を閉めます。幽霊が開くと空です。6一方、大箱のカーテンの脇から猫が顔を出して手を振ります。幽霊が向かうと引っ込み、カーテンが開くと大箱も空です。幽霊が調べている間に、小箱から猫が抜け出し、床の宝箱を持って小箱へ戻ります。宝箱が消えたことに気付いた幽霊が小箱を開けても空です。幽霊は首をかしげて舞台を去ります。小箱から猫が宝箱を持って現れ、大箱へ向かいます。宝箱を床へ置き、手を振るとカーテンが閉じます。銃声とともに、冒頭と同じマント、羽根付き帽子、ひげ姿の演者が舞台袖から入ります。猫は大箱へ逃げ込みますが、カーテンが開くと姿はありません。演者は帽子とひげを外して本人であることを示し、宝箱を持って退場するか、お辞儀したところで幕を下ろします。校閲注:本文の動作説明にある左右は、特記しない限り舞台から客席を向いた基準です。客席から見た配置は、大箱Aが右、小箱Bが左です。用具キャビネットA、キャビネットB、各役の衣装、宝箱、空砲を使うリボルバーを用意します。キャビネットAの構造大箱Aは、セルヴェ・ル・ロワ(Servais LeRoy)のプロティアン・キャビネットです。装置だけで三人を隠せ、正面を開いたまま全体を回せる、用途の広い箱です。図1は側面、図2は背面、図3はカーテンを閉じた正面です。四本の脚にキャスターを付けます。 183 cm 10.2 cm 7図4は上から見た断面です。観客には一室に見えますが、実際には奥行き約25.4cmの隠し部屋があります。その前の仕切りは二枚の開き戸です。ばね蝶番を使うか、それぞれの扉と箱の後壁を長いばねでつなぎ、開いても自動的に戻るようにします。上部の当たり桟で戻る位置を決めます。観客に見えない小さなつまみを扉の表側へ付けると、開けやすくなります。91.4 cm 106.7 cm 25.4 cm仕切り扉に各一つ、側壁に二つののぞき穴を設けると、中の人が芝居の進行を確認できます。大きくする必要はありませんが、必要な範囲が見えるようにします。カーテンの操作正面上部の金属棒へリングを通し、カーテンを吊ります。後部の隠し部屋から、音を立てずに開閉できるようにします(図5)。以下の左右は、中から客席を向いた基準です。

キャビネットBの構造小箱BはAに似ていますが、後扉を開いて内部を見通せます。その後、すぐに後部の隠し部屋を作れる点が違います。この小ささと前後を見通す操作によって、知識のあるマジシャンも惑わされました。正面を開いたまま回すと、助手がどこにいるか分からなくなるのです。図6が正面で、背面も同じ外観です。図7は側面、図8は上から見た断面です。幅約61cm、奥行き約88.9cm。内部から正面を向いて右側の壁に、後縁を蝶番で留めた扉を付けます。この扉を横へ振ると、後壁から約25.4cm前に仕切りができます。9 183 cm 61 cm 88.9 cm 25.4 cm箱の内側と仕切りの両面を、縦縞と花柄の多い更紗布で覆います。観客が、本当の後扉と手前の仕切りを区別できないようにするためです。前後を開いて空を示した後でも、人が入って仕切りを前へ引けば、消えたように見せられます。仕切りが行きすぎないよう側壁に小さな当たり桟を付け、引き出すための留め具、フック、または短い紐を仕切りへ付けます。後扉は外側のフックなどで確実に閉じ、前扉にも早く開かないよう、ばね式の留め具などを付けます。外装はAとそろえ、同様に分解できる構造にします。10宝箱約20.3×20.3×38.1cmの木箱です(図9・10)。片端を蝶番付きのふたとし、フックなどで閉じます。宝箱らしく塗装します。端から開くのは、後で幽霊の頭巾、マント、足覆いを収めやすくするためです。それらが入る大きさにします。両端の取っ手は革でも、金具で留めた金属の輪でもかまいません。38.1 cm 20.3 cm 20.3 cm演者の衣装暗色のマント、赤い羽根付きの黒い帽子、医師風のあごひげと口ひげを用意します(図11・12)。ひげは針金を耳へ掛けて素早く着脱できるものとし、マント、帽子、ひげにはそれぞれ同じ予備を一組用意します。靴は脱ぎやすいパンプスまたは短靴です。11中国人役には、帽子付きのかつら、鼻に針金を掛けて固定する口ひげ、暗いズボン、サテン織りの綿布などの上着、スリッパを用意します(図13~15)。かつらの前部で自分の眉を覆い、役柄の眉をかつらに描きます。幽霊用には、白いモスリンのマントと、目穴を二つ開けた頭巾、足覆い一組を用意します(図16・17)。足覆いの上端にはゴムを入れ、脚へ留まるようにします。12二人の助手の衣装助手1は黒いプラッシュの猫の衣装を着ます(図18)。手のひらと足裏に当たる部分は布にし、手袋の手のひら側に切り込みを入れて、必要なときに手を出せるようにします(図20)。頭部は図19のような形や猫の仮面でもかまいません。尾は短くするか、脚または背中へ留め、邪魔にならないようにします。その上に、演者と同じ幽霊の衣装を着ます。

舞台右の前方の袖の椅子へ、同じマント、帽子、ひげ、普段の上着、空砲を装填した小口径のリボルバーを用意します。原著の指定は約5.6mm口径です。14演じ方1:演者から中国人役へ幕が上がります。演者は左手に宝箱、右手に帽子を持って登場します。Aの前で軽くお辞儀し、観客に本人だと分かってもらってから宝箱を床へ置きます。右ポケットのひげを耳へ掛け、帽子をかぶります。Aを少し回して背後を見せ、元へ戻します。宝箱を取り上げ、一瞬見つめてから、背中を観客へ向けてAへ入ります(図23)。助手1が右の紐を引き、カーテンをゆっくり閉じます(図24)。校閲注:原文はこの導入で箱をBと呼んでいますが、カーテンと二人の助手があるのはAで、図23・24もAです。手順に合わせてAへ訂正しました。閉じた瞬間、助手2が仕切りを開いてかつらを渡し、スリッパを前へ出します。演者は宝箱を床へ置き、帽子とひげを外します。ひげを右ポケットへ入れ、帽子を助手へ渡します。左ポケットから中国人役の口ひげを出して鼻へ固定し、マントを助手へ渡して掛けてもらいます。短靴を脱いでスリッパへ替え、かつらの前を額に当ててから後頭部へかぶせます。助手たちは道具を片付けて仕切りを閉じます。演者は宝箱を持って正面を向き、助手2が左の紐を引いてカーテンを開きます(図25)。15着替えは十分練習し、助手の助けで短時間に行います。原著では、閉幕中に助手が側面前方ののぞき穴から小口径銃の空砲を一、二回鳴らす案も挙げています。役柄では少しかがみ、演者が消えて別人が現れ、宝箱を手にしたように見せます。ゆっくり降りて左右をうかがい、低い姿勢で忍ぶようにBへ行きます。宝箱を床へ置き、前扉を開け、中へ入って後扉を押し開き、後ろへ降りて内部を調べます(図26)。後扉を閉じてフックを掛け、右側を回って前へ戻り、宝箱をBへ入れます(図27)。この間にAのカーテンが閉じ、幽霊姿の助手1が前室へ出ます。16演じ方2:幽霊と猫の出現Bの前扉を閉じてAへ向かいます。閉じたカーテンに気付き、開き始めるとAの右側へ身を寄せます。幽霊が現れます(図28)。幽霊は床へ降りてBへ滑るように進み、前扉を開いて宝箱を見つけます。持ち上げて眺め、箱を持って中へ入り、前扉を閉じます(図29)。確実に閉じてから後方へ移り、宝箱を右の床へ置き、仕切りを自分の前へ引きます。中国人役が低い姿勢で近付き、突然前扉を開くと、幽霊も宝箱もありません(図30)。閉めると、Aのカーテンが閉じ、助手2の猫が前室へ出ます。中国人役はAへ向かい、再び右脇へ寄ります。カーテンが開くと猫が現れます(図31)。この時点でAの後部には誰もいないので、猫自身がカーテンを操作します。17猫は少しかがんで周囲を見、床へ降りてAの左側から裏へ回ります。

また、口笛の合図を出す入箱先をBと記していますが、動線ではAです。開く側の紐とAへの入箱に統一しました。Aへ入る際に鋭く口笛を吹けば、Bの猫へ、まもなく出てよいという合図を送れます。Bの扉がゆっくり開き、猫が慎重に顔を出し、宝箱を持って降ります(図32)。Aで消えた猫がBへ移ったように見えます。18 Bの扉が開くと同時に、Aのカーテンを閉じます。演者は前室へ出て、スリッパを短靴へ履き替え、その上へ白い足覆いを履きます。口ひげとかつらを外し、掛けてあるマントのポケットへ入れ、幽霊のマントと頭巾を着けます。助手2が手伝えます。Bから出た猫は中央で宝箱を喜び、脚を蹴り上げたり、四つ足で回ったり、前脚、後脚を交差させたりして、着替えの時間を作ります。猫らしい衣装と動きなら、十分な笑いを取れます。人間の別役を使う場合は、箱を調べたり小さなマジックをしたりして時間をつなぎます。演者が幽霊姿になったら助手2が開幕します。幽霊は、背を向けてふざけている猫のそばへ静かに近付きます(図33)。観客は、猫が気付いたときの反応を想像して笑います。肩へ触れ、猫が左を見ると幽霊は右へ回り、反対の肩へ触れてまた逆へ回る、といった芝居ができます。ついに猫が幽霊を見つけ、Bへ逃げ込んで扉を閉じ、仕切りを前へ引きます。幽霊が開くと空です。19演じ方4:二匹の猫を一匹に見せるAではカーテンを閉じ、助手2の猫が前室へ出ます。のぞき穴で見ていて、幽霊がBを開くと、上のリングを動かさないよう布だけを少しよけて顔を出し、左手を振ります(図34)。Bで消えた猫がAに現れたように見えます。猫は布を戻して後部へ入り、紐を引いて空の前室を示します。幽霊はAへ来て中と両脇を調べ、さらに箱の中へ入って探します。その間にBの猫が顔を出し、幽霊が見えないのを確かめ、床の宝箱を取ってBへ戻り、扉を閉じます。幽霊はAから出て宝箱を取りに行き、消えたことに気付きます。Bを開けても空です。閉じ、Bの右側を回って舞台右後方の袖へ去ります。原著補足:宝箱を舞台上に残す動作は原文の手順では省略されています。図33と、その後の「床の宝箱を取り戻す」動作に従い、猫が幽霊からBへ逃げ込む前に、宝箱を床へ置く流れになります。演じ方5:演者に戻る結末舞台を離れた演者は前方の袖へ回り、幽霊衣装と中国風の上着を脱ぎ、普段の上着を着ます。用意したひげ、帽子、マントを着け、冒頭と同じ姿へ戻ります。その間にBの猫が宝箱を持って出て、ゆっくり周囲を見ながらAへ近付きます。床へ宝箱を置き、Aへ手を振るとカーテンが閉じ、もう一度振ると開き、さらに振ると閉じます。Aに残った助手2が操作し、着替えの時間を取ります。

工夫の余地は豊富です。流れを止めず、観客に何かを見せ続ける手順を考えてください。舞台に誰もいない時間は長くしないこと。一秒が何秒にも感じられるからです。

三人の幽霊の謎

THE MYSTERY OF THE THREE GHOSTS前の演目のキャビネットAを使う、ル・ロワのイリュージョンに基づいた現象です。不思議な出現の後、最後に見事な入れ替わりが起こります。21現象演者は目の周囲を覆う仮面と、メフィストフェレス風の頭飾り付きマントを着ます。正面のカーテンを開いた箱を回して見せ、元へ戻します。演者が中へ入り、助手から大きなシーツを受け取って前へ広げると、その下に人影が生まれ、覆われたまま舞台の片側へ進みます。二枚目からも人影が現れ、反対側へ進みます。三枚目の人影は中央へ出ます。箱の中の演者がカーテンを閉めると、再び開いた箱は空です。左右の人影が立ってシーツを取ると、それぞれ男性助手と女性助手。最後に中央のシーツを外すと、演者本人です。仮面、頭飾り、マントを外して見せます。用具と準備Aのキャビネット、大きなシーツ三枚、頭飾り付きの赤いマント二着、赤い仮面二つを用意します。図35が衣装です。シーツは、少しかがんだ人を完全に覆える大きさにします。白でも、ピンク、白、淡い青やオレンジなどの組み合わせでもよく、色を加えられます。この手順では男性助手二人、女性助手二人を使いますが、全員男性でもかまいません。外でシーツを渡す役を省き、近くのテーブルから演者が取れば一人減らせます。演者の替え玉になる助手は、できるだけ同じ体格にします。替え玉は同じマント、頭飾り、仮面を着け、もう一人の男性助手と女性助手とともに後部へ隠れます(図35A)。演者の衣装は手元へ用意します。22二人の幽霊を出す箱を正面向きに置き、カーテンを開きます。演者は登場してマント、仮面を着け、頭飾りを整えます。箱を回して背後に何もないと示し、元へ戻して中へ入ります。外の女性助手からシーツを受け取ります(図36)。シーツを十分に見せ、前へ広げて箱の開口部を覆います(図37)。合図で、隠れていた男性助手がかがんで前へ出ます。その上へシーツを下ろします(図38)。裾を床まで届かせ、その陰で助手が台から床へ降り、完全に覆われたままかがみます。舞台から見て右前方へ進みます(図39)。23二枚目も同様に開口部を覆い、後部の女性助手を前へ出して覆います。床へ降りる間も裾を床に届かせます。女性助手は左前方へ進みます(図40)。24三人目と演者の入れ替わり三枚目を広げたら、替え玉へ合図します。替え玉がシーツを持ち、演者は手を離します。裾を床まで下ろした陰で演者自身が降り、かがみ、替え玉に覆ってもらいます。演者は中央へ進みます(図41)。箱の中の替え玉がカーテンを閉じ、後部へ隠れてから紐で開きます。外の女性助手が開けてもかまいません。右の男性助手、左の女性助手の順に立ち上がってシーツを外します。

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Harlan Tarbell 著

The Original Tarbell Course in Magic
AI翻訳 日本語版 レッスン57

このレッスンの内容

イリュージョンにパントマイムを採り入れる方法を扱います。数瞬で終わる出現や消失も、物語で包めば、ひとつのまとまった演目に育てられる、という考えです。

著者とシリーズ

『Tarbell System』(のちの『Tarbell Course in Magic』)は、ハーラン・ターベル(Harlan Tarbell)が手がけたマジックの通信講座です。郵送で届くレッスンとして、1920年代後半に販売されたと伝えられています。全60レッスンで、マジックの歴史や心構えから、カード・コイン・ロープ・イリュージョンまで、幅広く扱っています。

英語版Wikipediaによると、この講座は約1万部を販売したのち1931年に終了し、1941年にルイス・タネンが権利を買い取って書籍の形にまとめ直しました。現在も広く知られる8巻の『Tarbell Course in Magic』は、この流れから生まれたものです。同ページは、マジックの代表的な百科事典的著作のひとつとして紹介しています。

読みどころ

同じ現象でも、物語を添えると演目として育つことが分かります。

著者とシリーズの紹介は、Wikipediaの記述を参考にしています(年代や巻数は資料によって異なります)。レッスンの内容の紹介は、日本語版の目次・本文にもとづいています。 (Tarbell Course in Magic(Wikipedia)、Harlan Tarbell(Wikipedia))

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この日本語版は、校正にご協力いただいた方々のおかげで完成しました

ターベルコースの日本語版は、AI翻訳をもとに、マジックを愛する方々に原稿を読み、直していただいてできあがりました。ご協力いただいたみなさんを紹介します。

黒崎博斗Hiroto Kurosaki

福岡県出身。小学5年生のとき、遊園地でマジックと出会い、その魅力に夢中になる。

本場のマジックを学びたいという思いからアメリカへ留学。サンタモニカカレッジで舞台芸術を専攻し、卒業。留学中の21歳のとき、アカデミー・オブ・マジカル・アーツ(マジックキャッスル)のマジシャン会員オーディションに合格。

2013年よりJR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」にてマジックを担当。現在は大阪を拠点に、クローズアップからステージ、イリュージョンまで幅広く活動している。

Diego日本マジック文化普及委員会

1992年生まれ。早稲田大学にて認知心理学を専攻。現在は会社員としてマーケティング業務に従事するかたわら、「一級積読建築士」として積み上がる奇術本と日々向き合っている。

駅前で大道芸のローラーウサギを見たのがマジックとの出会い。その後、4歳でテンヨーの「コインパニック」「8つの手品」を手にし、以来テンヨー道に入門。ディズニーマジックファンクラブ会員として、マジックアイテム収集にも余念がない。

水曜日のかみねんどWednesday's Kaminendo

水曜日のかみねんどのロゴ

蓬生ほうしょう

教育や物語の要素をパフォーマンスに取り入れている静岡のマジシャン。

十代から独学でマジックを学び、学生時代にはディズニーリゾートやフジテレビ「お台場冒険王」でマジック道具の実演販売員を任される。

大手企業に10年間務めた後、プロマジシャンとして独立。

2019年4月には富士警察署から「特殊詐欺被害対策特別広報マジシャン」に任命され、楽しみながら特殊詐欺対策を学べるセミナーを各地で開催する。

パフォーマンス以外にも、企業の研修やスピーチ、執筆・編集の仕事も手がける。

図書館とコラボしたマジックショーを拡大中。協力者求ム!

蓬生さん
図書館×マジック 協力者求ム

小林洋介レストランマジック研究所

マジシャン。1975年生まれ。

大学入学と同時にマジックをスタートし、プロマジシャンDr.Leon氏のアシスタントになり、その翌年よりプロ活動を開始。

飲食店でのパフォーマンスを中心に活動し、自らレストランマジシャンと称する。

かつてはインターネットマジックショップである「I-MAGIC」の番頭として活躍し、10時間で1週間分の売り上げをあげたことも。

4Fに2回参加、FISM韓国でもスタッフとしてサポート。日本語翻訳のサポートも行い、訳した書籍として、アロンフィッシャー氏の「ペーパーエンジン」、ラリー・ジェニングス氏の「Jennings '67」、デニスベアー氏の「ハンドクラフティド カードマジック」などがある。

現在は、自身のショップである「レストランマジック研究所」を運営し、マジックを演じるだけではなく、売る・作る・教える・訳す、と幅広く活動。

小林洋介さん

掲載のプロフィールは、各協力者からいただいた内容です。

原著・出典

The Tarbell System of Magic(Original Tarbell Course in Magic)
Harlan Tarbell 著
レッスン57。原著の通信講座(全60レッスン)の日本語翻訳版です。校閲・編集済み。

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