The Jinx No. 96 — ジンクス 第96号
全24ページ
セオドア・アンネマンが編集した専門誌『The Jinx』の第96号です。AI翻訳をもとに校閲・編集しました(全24ページ)。
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内容の要約を読む
※全文は文字数が多いため、各項目の冒頭部分を抜粋した要約を掲載しています。全文はページ下部のビューアでお読みいただけます。
THE TIME FORMULA — DON DIAVOLO— タイム・フォーミュラ原本PDF p.594~596 / 日本語PDF p.7編集者注――近ごろ本や雑誌から次々に飛び出してくる魔術師探偵たちは、殺人鬼の正体を暴き、国際スパイや吸血鬼や透明人間を出し抜くだけではない。彼らはお気に入りの奇術を『ジンクス』へ寄稿してくれるのだ! 第56号では、クレイトン・ロースンが創作したゾンビ、グレート・マーリニが「レッド・ヴァイブロ」を教えてくれた。今度は、スチュアート・タウンの頭脳とタイプライターから生まれた精霊、緋色の魔術師ドン・ディアヴォロが小説の頁を抜け出し、皆さんと観客を第四次元の未来旅行へ案内する。「H・G・ウェルズの『タイム・マシン』なら、皆さんご存じでしょう。第四次元を利用した、奇妙で複雑な装置が乗客を時間の前後へ運ぶ物語です。多次元数学の分野で最近なされた発見により、この空想が現実になろうとしていることは、まだご存じないかもしれません。実用的に動くタイム・マシンの建造へ道を示す、簡単な公式が発見されたのです。複雑な機械を一切使わずとも、公式そのものだけで、私たち全員を数分先の未来へ送り込めます。「疑わしそうに笑っていますね。しかし証明できます。公式をお見せし、実際に働かせましょう。私は時間を先へ進めます。皆さんに勇気があれば、一緒に連れていけます。ただし、全員がほかの誰よりも数分先に出てしまい、戻れなくなる危険があります。信じませんか? では、よく見て、驚いてください。警告しなかっ7ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版たとは言わないでくださいよ! どなたかがこのデックを十分にシャッフルしているあいだに、私は公式を書きます。」演者はメモ帳と鉛筆を取り出し、書くところが観客に見えるよう持つ。そして代数式を読むように、書きながら声に出す。「Jo 掛ける8、23 b 692分の……等しい……」。演者が書く式は原図のようになる。特に6の形に注意する。「シャッフルが終わったら、デックをカットし、3、4枚を裏向きに配ってください。もう一度カットし、さらに何枚か配ります。はい、十分です。今度はあなたが公式を持ち、私はカードを受け取ります。扇状に広げますから、そのうち1枚を選び、ただ触れてください。人にも物にも選択を左右されないように。気が変われば選び直してもかまいません。「選んだカードは裏向きに置きます。では、私に配ったほかのカードを見てください。ポーカーをしていなくて幸いでした。この手札では大したことはできません。「ここまでにしたことを、よく確認してください。あなたがシャッフルしているあいだに私はタイム・フォーミュラを書きました。それ以来デックには触れていません。あなたは無作為に7、8枚を配り、その中からまったく自由に1枚を選びました。
メモ帳の幅を、使用するカードの長さより8分の1インチ短く切っておく。デックからスペードの8を取り出し、その同一カード6枚とともに、メモ帳の最後の紙と厚紙の裏板との間に入れる。カードはメモ帳より8分の1インチ長いので、右下側から端が突き出る(図1)。7枚は表向きにし、パケット右端にブリッジをつけておく。下端をペーパークリップで留め、位置がずれないようにしてポケットへ入れる。準備はこれだけである。メモ帳をポケットから出すところまでは、先のセリフどおりに進める。図2のように左手で持つ。同一カードのわずかに突き出た端は、指と掌の肉厚な部分で隠れる。観客が何枚か配ったら、7枚で止めさせる。ただし枚数を意識させない。公式を書いた一番上の9ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版紙を破り取り、観客へ渡す。左手を掌が下になるよう返し、右手でメモ帳を取り、脇へ放る。この動作により、ショート・デックからロング・カードをストリップするのと同じように、同一カードがメモ帳から抜ける。カードは左手にパームされ、その手はすぐ前へ出て、観客が配った山を集めながら、その上に同一カードを落とす。観客のカードをパケットA、同一カードをパケットBと呼ぶことにする。カードを左手に裏向きで持ち、手の甲を観客へ向ける。右手の指でパケットB外端のブリッジを探り、そこでカットして、図3のようにBを約3インチ下へずらす。次に右手人差し指をAとBの間へ入れ、中指、薬指、小指はBの前側へ回す(図4)。人差し指と親指の間にあるカードを扇状に広げるだけでよい。同時にカードの裏を観客へ向ける(図5)。するとパケットBだけがファンになり、パケットAを隠す。図6は、観客には見えないファンの裏側を示している。これで観客がカードを選べば、必ずスペードの8を取る。6枚ほどのワンハンド・ファンができる人なら、この技法もすぐできるはずだ。至近距離でも見破れない。選ばれたカードが抜かれたら、左手をファンの上へかぶせ、左親指を右親指の付け根へ当ててカードを揃える。カードは左手の中で表が掌側を向く。右手人差し指で、今度は手前のパケットAを半インチ下へ押し下げる。図3でBにしたのと同じだが、今回はカードの表が演者を向いている点だけが違う。同じ技法をもう一度行い、表を観客へ向けてファンにする。今度は観客のカードが広が10ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版り、同一カードは隠れる。カードの表裏を、まったく公正に見せたことになる。再びカードを揃える。のちに観客の注意が公式と鏡へ向いたとき、ブリッジでカットし、同一カードをパームしてポケットへ落とす。ほかのカードはテーブルに残す。選ばれたカードからは十分に離れ、すり替えたと疑われないようにする。これで仕掛けは終わり、クライマックスを十分に盛り上げる。
――ドン・ディアヴォロ【編集注】鏡でカード名を読ませる文字式は原図の形そのものが仕掛けの一部です。原誌図版を併記しました。(該当演目:日本語PDF p.7から)【編集注】bridge、palm、force、packet、fanなどはカード技法の文脈に沿い、ブリッジ、パーム、フォース、パケット、ファンとしました。(該当演目:日本語PDF p.7から)11ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版原誌第96号の第1頁。ドン・ディアヴォロと『タイム・フォーミュラ』の導入。12ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版メモ帳から同一カードを抜き取り、二つのパケットを隠してファンにする原誌図1〜6。13ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版TRAM CARD — B. B. LOW — トラム・カード原本PDF p.596 / 日本語PDF p.14手品の解説を、もっと少ない言葉で明快にしてほしいという購読者がいる。この現象を3度見てから、私はようやく、奇術家をだまそうとする自分の考えで演技を汚していたと気づいた。そのとき初めて、なぜ一般の観客がだまされるのかを理解した。奇術は素早く行われ、簡潔に演じられ、見ている者は誰一人退屈しなかったのである。――編集者シャッフルされたデックのトップから5枚を取り、ファンにして示す。指名された観客がそのうちどれでも1枚を名指す。選ばれたカードをハンカチで公明正大に覆い、奇術師が持つ。覆いを振るとカードは消え、直ちに術者のポケットの一つから現れる。同一カード? もちろん! 奇跡を期待しているのだろうか。示す5枚それぞれの同一カードを演者の別々のポケットへ入れておくか、一つのポケットへ既知の順番で入れておく。前者がよい。その5枚に対応するカードは、最初デックのトップにある。適切なダブテール・シャッフルをすれば、望む限りトップに保てる。カードを覆うハンカチには、カードの幅と同じ長さの薄く細い木片を、中央へ縫い付けるか貼り付けておく。カードをハンカチで覆うとき、カードを縁が上になるよう立て、木片のすぐ下に引っかける。そしてハンカチ越しに木片をつかむ。同時にカードそのものは、下のテーブルにばらしてあるデックの上へ落とす。したがってハンカチの中で持っているのは木片14ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版だけである。観客に気づかれないまま処理済みのカードを消すには、空いた手でハンカチの縁をつかんで振り広げ、木片のある面を裏側へ保つ。5枚のどれかが選ばれれば、奇術師は同一カードがどのポケットにあるか分かるので、最後にそこから取り出す。もちろん使用枚数を5枚に限る必要はない。演者が身につけた何か所へ同一カードをしまえるかで決めればよい。【編集注】原題 Tram Card は掲載時の題名を尊重して音写しました。
ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版
LAST TOUCH — STUART ROBSON — ラスト・タッチ原本PDF p.596 / 日本語PDF p.16本号の別の場所には、ドン・ディアヴォロによるフォースと、意外なクライマックスが載っている。独創性では私の奇術はディアヴォロ氏の発想に及ばないが、後ろ向きの構成ゆえに観客を確かに驚かせる。とりわけ演出を強調したい。誠実な目的、いら立つようなサスペンス、自信の喪失、成功への絶望、そして演者にも観客にも完璧な大団円へ、観客を連れていくべきである。これはカードを使う奇術だが、ほかにカードを使わないプログラムへ入れるのが最適である。演者は明らかに新品のデックを開き、偉大な奇術師たちのものとされる離れ業に挑戦すると宣言する。少し大げさで、とりわけ自信満々に振る舞う。ところがシャッフルの試みは情けない。ほっとした様子で近くの人へ混ぜてもらい、そのあいだにもう一人を前へ招く。デックを受け取り、志願者へ渡す。「テーブルへ置き、二つにカットしてください」。演者は近づいてカットを途中まで完成させ、こう言う。「もう一人、お手伝いいただけませんか。私が細工でだまそうとしていないと確かめるため、皆さんの中から別の方を。」二人目の助手を演者の右側へ立たせる。演者はカードへ向き直り、一人目にカットした上半分を持ち上げてもらう。そして次のカードを見て覚え、デック全体をシャッフルしてもらう。16ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版デックを受け取った演者は中をのぞき込み、明らかに途方に暮れている。次々にカードを抜き、選んだ人と観客へ見せ、「あなたのカード? 違う!」と言う。このくだりを進めるにつれて、見当を失った様子をはっきり示す。最初はゆっくり行い、やがてカード探しが滑稽に見えるほど速める。実際、滑稽になる。ついに演者の手には1枚しか残らない。疲れ切った様子で訴える。「見てください――床一面のカードを示す――1枚を除いて全部試しました。あなたのカードは何でしたか?」カードの名を言ってもらう。しおれそうになった演者が、はっきり見える安堵の表情とともに最後の1枚を返す。まさにそのカードだ。「どうやら」と、疲れた奇術師は締めくくる。「私はカード奇術をしない方がよさそうです。最初の1枚で当てる名人たちより、51倍も下手ですから。」ここまでの大半を現象の組み立てに費やした。長い目で見れば、それこそが重要だからである――観客が見て、理解するものだ。ほかにカードを使わないアクトなら、この奇術は強く印象に残る。観客にシャッフルさせる場合、フォースするカードをパームしてトップへ加えるか、デック中のショート・カードにして、一人目が前へ出るあいだにトップへカットできるようにする。カットの秘密はこうだ。演者はカットを途中まで完成させる際、元の上半分に対して下半分を横向きに載せる。
記事を引用する。「ハワード・デ・コーシーの写真が2枚、『彼の奇術の“バッグ”』と題する記事に添えられていた。記事にはこうある。『これが奇術師デ・コーシーの背中だ。よく合った燕尾服に、きちんと折り目のついたズボン。では燕尾を持ち上げ、もう一つの“物語”を見てみよう! 下を見よ。これこそ、デ・コーシー氏が舞台やキャバレーのフロアへ出るときのズボンの真の姿だ。彼にとってズボンは単なる衣服ではない。彼の生計は尻の中にある! 左から右へ順に見れば、あなたをからかうズボンの仕掛けがすべて分かる。私たちはいつも「へえ! 袖の中だったんだろう」と言っていたのに。』」その下劣漢の写真の一枚は、燕尾を上げた背面を写し、ビリヤード・ボールのドロッパー、コイン・スライド、紙巻き煙草5本入りの「タンク」、鳥籠を消すスプリング・モーター付きの箱状装置(そう明記されていた)、その箱を支えるベルトに差したカードのファン、尻ポケットのゴム製カナリア、一方のプロフォンドに卵、別のものに畳んだ大判シルク、金属アームに付けた煙草とホ19ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版ルダー、4個のシンブルを装填したシンブル・ホルダー、必要なゴム蓋を付けてスプリング・ホルダーに逆さに収めたワイングラスまで暴露していた。そんな器具を取り付けたまま一公演ですべて使うつもりだという野暮な思い上がりには笑ってしまうが、種明かしそのものを考えると真顔になる。私たちはデ・コーシーを知らない。聞いたことさえないし、一般の観客も同じだろう。どうやら奇術の実演では生計を立てられず、新聞に名前を出すため種明かしをしなければならないらしい。この件を長く取り上げたのは、教訓になるからだ。見境なく奇術を教え、職業選びの年頃にいる若者へ手当たり次第に渡せば、そうした生活で稼げず不満を抱く者を一山育てる。ほかには何も知らず、食うためなら何でも暴露する。そして、始まりを作ったのが私たちなのに、愚かにも彼らを責めるのだ。ジョニー・マルホランド、ビル・ラーセン、パーシー・アボット、フロイド・セイヤー、マックス・ホールデン、ルイス・ダヴェンポート――私たちは皆、「手品をいくつも持っていて、みんなにとても器用だと言われます。どうすれば舞台へ出られるか教えてください」という手紙を、どこかの誰かから受け取っている。ほかの人がどう返事するかは知らないが、私はいつも、奇術は趣味のままにし、職業生活は忘れた方がよいと答えてきた。もし本人に本当に素質があれば、プロとして成功するだろう。しかし失敗しても、私は誤った後押しをしなかったことになる。誰かを奇術家の協会や団体へ入れようと努めるとき、その人が「熱」に浮かされた末、将来種明かしをする者になるかもしれないと覚えて20ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版おくべきだ。
警告! あのジンゴーンによる厚紙合成レコードの種明かしを手に入れようとポスト・トースティーズを食べ、まだ再生できる機械を見つけていない人は、鉄針ではなく木針を使うこと。さもないとレコードは、広告の失敗ほど長持ちしない。ウィンストン・フリーアはナイトクラブの床で木を育て、それを切り倒し、客に薪として持ち帰らせているという。信じよう。ウィルトン・ブリッジズの奇術書コレクションがあれほど著名なのに、博識な雑誌はなぜ、H・エイドリアン・スミスが買い取ったと報じないのか。彼はロードアイランド州リバーサイドの一家21ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版の土地に、その蔵書のためコンクリート製耐火建物を建てるという。真摯な奇術家なら誰でも利用できる場所になるそうだ。遠く第63号(1939年10月21日)で、英国船シルダナ号がシンガポール港で沈没し、ニコラのショー一式が失われたと報じた。米国の友人たちには、「ニッキー」とマリオンが、財産を引き揚げられる可能性を待ちながら、二人だけの家で無事に暮らしていると知らせたい。一座は全員帰国した。最近の手紙によれば、港の機雷が偶然沈没を引き起こしたことなど、ニコラにとっては些細な話だった。潜水調査で、船の彼の船室の横にもう一個、不発の機雷が見つかったからだ。装置を失い、できるだけ長く引き留められる事情がなくても、今は別の船に乗ることへ少し慎重になっている。しかし米国イリノイ州モンマスへ向かうときには、心から握手して「お帰り」と言う大勢の人々が待っている。海外紙は転載されたし(私たちの恥として?)。6月2日、ハースト系タブロイドの漫画欄、『ザ・マジシャン』のベビー・ダンプリング。「見て、サラ! ぼくは魔法使いだ! 5セント硬貨を消せるんだ!」サラはベビーを台所へ連れていき、ロイヤル・チョコレート・プディング(広告)を冷蔵庫で(こちらは広告ではない)アイスクリームにできると言い、「この魔法はどう?」と尋ねる。ベビー・ダンプリングは満足そうにたっぷり食べ、「このアイスクリームが消えるのを見てて!」で終わる。ところで、甘草のウォンドと、チョコレートで覆ったサム・チップを二つ持っている人はいない? うまいうまい。奇術家でよかったね。トム・オズボーンの奇術は素晴らしく、感謝して採用する。ただしクリスマス色がはっきりしているので、11月2日号(第117号)まで待ってもらう。22ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版5号前にここでサーストンと比較されたウィル・ロックには、もっとよい扱いをするべきだったかもしれない。確かめてみれば、私たちの見るところ、巨匠サーストンがケラーのイリュージョンを演じた数より、ロックがサーストンのイリュージョンを演じる数の方がはるかに多い。しかもサーストンは公認の後継者だった。
24ジンクス 第96号 / AI翻訳日本語版
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